どーも。春日空ッス。今俺はココネとシャークティーと一緒にプールにいるわけよ。
んで何故かって言うと話は遡る事一時間前……
いつものように俺は教会の屋根で昼寝をしていた。青い空、白い雲、照りつける太陽。屋根の上はとても……
「あっち〜……」
当たり前だ。現在気温は31℃。その上直射日光なのだ。下手すれば睡眠が昏睡、永眠になってしまう。
「しょーがない。どっか日陰で寝よう」
独り言をブツブツいいながら屋根から降りると目の前にココネがいた。麦藁帽子を被り浮き輪を装着して……
「おっ、その格好はもしや?」
「ソラ、プールいこ……」
「ナイスココネ!ちょうどこの暑さに参ってたとこなんだよね」
俺は急いで支度をすませ出発しようとするとシャークティーが来た。
「どこ行くんですか、空?」
「ココネとプールに。シャークティーも行かない?」
「私は遠慮しときます」
「え〜いいじゃん。行こうよ」
「みんなでいこ……」
「……仕方ないですね。では支度をしてくるから少し待ってなさい」
こうして三人でプールに行く事となった。
とまあ、そんなわけで現在至るのだが……
「ソラ、今度はあっち……」
まだ遊ぶんスか、ココネさん?さすがの俺もヘトヘトっス……
この流れるプールも何週目だろう?よく飽きないなぁ。
「ココネ、空、そろそろ上がってきなさい」
プールサイドから助けの声が……ありがとうシャークティー。俺とココネはシャークティーの所に向かった。
さて、三人でのんびり一休みしていると不意に声をかけられた。
「お、空じゃん。何してんの?」
声の主は神楽坂明日太だ。後ろには刹那と木乃雄もいた。
「なにってプールでエンジョイしに来たに決まってんじゃん」
「それもそうか」
「シャークティー泳ご……」
ココネとシャークティー泳ぎにいってしまった。ココネ元気だなぁ。てかシャークティーも結構楽しんでんじゃん。
「せっちゃん、向こうのプール行こ♪」
「あっ、若!お待ちください!」
刹那と木乃雄も仲がよろしいこと。てか一歩間違えると相当危ないっスよ。お二人さん……
「いいねぇ空は。あんな綺麗なお姉さんや可愛い少女に囲まれて。オカズには困んないっしょ?」
「そんないいもんじゃ……、てかさらりと凄い事言ってますよ……」
「ハハハ!冗談だよ!」
すんません。俺には冗談には聞こえません……
「でもおまえ達見てると家族みたいだな。空が夫でシャークティーさんが妻、んでココネちゃんが娘」
「家族ぅ!?ないない、絶対アリエナイって!」
「そうか?結構お似合いだと思うんだけど……」
……そっか、周りからはそう見えるのか。
「空。空もこっち来なさい」
「じゃっ、お呼びなので」
「おう!じゃあな、旦那さん」
「うっさい!」
明日太の奴俺をからかいやがって…………
でも家族か…………まっ
それもいいかな?
おわり
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