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私は悪魔。古くから人々に恐怖を与え続けていた種族だ。

幼い頃の彼の町を襲ったのも悪魔の仕業。私の仲間だ。

そんな私と結ばれていいはずがない。なのに……


ある日私は真実を告げた。自分の正体、町の襲撃、その他の悪魔の仕業の事件の数々。

だが彼はそんな事は私とは無関係だから気にしなくていいと言った。

それでも私が悪魔であることには変わりない。だから……


暖かいものが私を包んだ。

「そんなこともっと関係ありません。だってあなたは悪魔じゃありませんから」

暖かい声が私の中で響く。

「恐怖を与えるのが悪魔です……だけどあなたは幸せを、安らぎを与えてくれる」

暖かい手が私の頬に触れる。

「ザジさん、あなたは悪魔なんかじゃありません。僕の……みんなの天使です」

暖かい水が目から流れてく。メイクではない本物の涙が流れた。


――私もいつか本当の天使になれるだろうか……?


おわり

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